【肩に槍が突き刺さったような痛みを感じる線維筋痛症の女性へのヒーリング⑮】 

その日の夕方、Cさんから
痛みを訴えるメールが来た。



お尻と太ももに激痛が走る。
今、座れないくらいに痛い。

緩んだ身体に、力が入っている。

1人宿泊しているホテルでマイナス思考になり、
悲痛を訴えるメールだった。



明らかに、Cさんは忘れていた。



上半身の痛みが、ほとんどなくなっていること。

上半身のヒーリングのときも、
改善する前は痛みがあったこと。

原因はなくなった、と言ったこと。



次の日、8月8日(水)は
Cさんは暗めの表情だった。

これまでの改善をゼロとでも言うかのように、
落ち込んでいたのがすぐに分かった。



そんなCさんに、
ミツさんは言った。

肩の痛みがなくなる前も痛みがあって、
今現在も同じようなプロセスだと。

3歩進んで2歩下がるときもあって、
3歩進んでそのままのときも。

また、薬が及ぼす影響についても。



病院に1年半入院して改善しなかった病気が、
たったの数日間で劇的に改善している奇跡。

きっと、1ヶ月前に今の状態は
想像もできないくらい素晴らしい状態。

それでも、それすらも慣れて
ポロポロと出る言葉。



「ここも、やってもらえますか?」



猛スピードで改善していながらも、
さらにもっとできないかと要求があった。

ミツさんは、今すでにやっている
と間髪入れずに伝えた。

そこに痛みがあることは、何十回も聞いていた。



そんなCさんに、ミツさんが
はじめて厳しく話した。



「これが、病気です。

パッと消えるわけではない。

それでも、いい環境にいることは
理解しないといけないんです。

改善していることから、
目を背けてはいけないんです。

気持ちが弱くなるのも理解できますが、
この機会を逃して大丈夫ですか?」



今、この機会を逃して大丈夫ですか?

ミツさんは、娘さんの気持ちを汲みながら、
不安ばかりを言うCさんにしっかりと話した。

申し訳ないと言うなら、しっかり
自分で治しなさいと言っていた。

Cさん以上に、まわりも大変だと。



すると、Cさんは新しい
病気の原因を持ち出した。

ミツさんは、それは関係ないと言った。



そして、ミツさんはヒーリングするときの
姿勢について話した。

そして、

「これは、あなたの病気です」

改めて、そう言った。



劇的に改善した2日前。

それでも痛みを探そうとしたCさん。



「あのときに、こうなるのであれば
もっと気持ちを上げておけばよかったと思いませんか?」



痛みを招いた思考について、
しっかりしてくださいと言っていた。

娘さんに甘えないように。



病気をもっているから
泣き言を言っていいわけではない。

まわりも、大変だと。



「病気は、自分で治すんです」



出会ったばかりのまったくの他人が、
命を懸けて病気と立ち向かう。

そのもとには信頼があり、
それなくしてヒーリングはできないと。



前里光秀研究所が、ただの仕事として
ヒーリング治療をしているわけではない。

宇宙から授かったギフトであるヒーリングを通して、
ただ目の前に来た方によくなってほしい。

それだけだった。

はじめたきっかけは、それだけだった。



病気を受け取るリスク、
治らなかったときに詐欺商法と言われるリスク。

そもそも、治ったとしても
多くの人がそれでも疑いの目を向けるリスク。



職業ヒーラーと言うと聞こえはいいが、
相当な覚悟が求められる仕事でもある。

ある意味、使命感なくして
できない仕事でもある。



そういう意味でお金のためと考えると、
ヒーリングは割に合わない仕事だったりもする。

すでに企業5社経営のミツさんにとって、
ヒーリングで受け取る対価と消耗するエネルギー。



また、そこに向かうまでの日々の準備と

定期的に行われる
異次元での過酷な訓練とその年数。

ミツさんは、たった数時間の睡眠中に
異次元で7年間の訓練を受けたりする。

師匠といえば、その異次元存在。



なぜ、そこまでしてヒーリングをするのか?



それには、ある約束があった。

それを踏まえた上でも、
ミツさんのヒーリング能力の向上のスピードは

近くから見ていても圧倒的だ。



ミツさんの思いに、
Cさんは涙していた。



Cさんは、気持ちを取り戻した。

強い決意をもって病気を治すと、
ミツさんに話した。



その日のヒーリングは、
各自の仕事を調整し、5人が総出で行った。

各パートに分かれ、徹底的に
ヒーリング治療を行った。



まるで集中治療室のような状況で、
総出でヒーリングをした。