4.実践する人が表現する次元 『表参道回顧録』 

分からないまま聞いて、
分からないまま受け入れる。

でも、分からないままでいいわけはなく、
それでも「分かった」と言った瞬間に

その探求は終わります。



しかし、それをただ「楽しい」と言える人は、
また、そういう場所にも出会うといいます。

「その前提である合意です」

ということも言っていましたが、
僕にはよく分かりませんでした。



早速、混乱しはじめた僕をよそに、
ミツさんは続けました。





「では、楽しさについて考えてみよう。

「楽しさ」というのは、
楽しいポイントを見つけられるかだね。

その出来事のどこを見たいのか、
それは自分で決めるんだよ。

たぶんそれは、
一真くんも分かると思う。



でも、分かることと使うことは、
そもそも次元が違うんだ。

分かるという概念のまま「分かる」と言うより、
「分かる」と言わずに分かっている状態。



知識と実践は、
使う人からしたら簡単。

でも、そうでない人からすると、
ものすごく実は距離が遠いんだよね。



だから、スピリチュアルは楽しいけど、
その難しさはあるかもね。



だって、人間を終えて
数千年経った人の話をデータとして入れて、

ここの次元に言葉として、
実際に出さないといけないから。

だからその変換をするためには、
柔らかさが必要なんだよ。



情報を伝えるために
向こうがすごく意識を落として、

そしてこちらが頑張って上げる中で、
やっと空気感が分かる距離まで行くんだよ。



分かるかな?



それで、その柔らかさというのは、
この世界では、「行動」だね。

行動的になるということは、

高次元で言うと、
「瞬間的に生きる」ということ。

そう、瞬間に。



そして、原因を探さない。
結果を望む、強さ。



その瞬間的な瞬間に、
宇宙は大量の情報を届けている。

そこで大事なのは、
情報に溺れないことね。

溺れるとストップがかかるんだよ。



ただ流すだけ、ただ流すだけ。

その人にさらにいい情報を届けるために、
溺れないし、残さない。

溺れる、残す、記録する、止める。



僕はそれが成長を阻害する考え方だと気づいて、
自分の記録も残していないよ。

今は会社でそれを残そうとしてくれている人がいるけど、
残さなくても、いつでも出せる。

いつでも出せる、という状態にあると
またすごく成長できる。



残すのは、流れに乗り始めたあとの問題だね。



そういう意味では、仕事で言えば
無計画な仕事ができるようになるのが理想。

高次元は無計画なんだよ。
無計画でただ、確信の世界。



ほら、家族と話すのは楽しいし、
友だちと話すのも楽しいでしょ?

そういう確信の中で、
ここで一真くんと話している。

そういう意味では、いろんなリアリティの中で
ここを選んでいるということだね。



僕は今、すごい数のリアリティがある中で、
一真くんと合意してここを選んでいるんだよ。

少し、難しいかな?」





ミツさんが話しはじめてから、
すべてが流れていました。

時間も、思考も、情報も、
言葉も、動きも、あとは何かの感情も…?

よく分からないけど、
ずーっと流れているので、

ただただ心地よくなっていったのです。



ミツさんがどんな数年間だったのか
詳しくは分かりませんが、

強い確信のみが聞こえた気がしました。