優しいお母さん 

「生まれたときの課題」





わっ、大げさな!
そう思う方もいらっしゃると思います。

う~ん、まあ、それはあるかもしれないけれど、
課題やらずに何か問題があるのかな?

それも、あります!







僕は、個別指導学習塾の先生として
日々現場にて教育に携わっています。

心の専門家としての意味での仕事は、
こちら研究所も同じです!



昨日も、お昼にはある生徒のお母さんと
ミツさんと勇気さんとで、

縁側あるのどかな一軒家の教室にて
プログラムをやっていました。







それは中学生になるお子さんをおもちの方で、

なかなか友人付き合いがうまくいかず
学校で問題を起こしたり、学校を休んだり、

それでいて家では社長以上の態度をとることから笑、
悩んでいるようだったんですね。

そう、お母さんです。



こういうときは、僕らも笑いを交えながらも

1つずつ問題を終わらすべく、
お話していくんですね。



プログラムがはじまると、

まずはじめにミツさんは
名前と生年月日を聞きました。

そしてその後、こう言いました。





「この問題を終わらせるには
 お子さんもそうですが、

 お母さん自身の過去の見直しも
 必要になってくると思います。

 子どもの中にあるものは、
 親の中にあるものを見せているだけなんですよ。」





そう淡々と話しはじめると、
その子のガイドと話しはじめました。

お母さんも不思議そうに見ていましたが、
いろいろ思い当たるところがあるようで

「う~ん」「へえぇ」「たしかに…」と
言葉少なに聞き入っていました。



ミツさんによると、

お母さんがその内容を理解することが、
子どもの心に届くようになるそうです。



それが、安心感を与えます!



そんなような話をしていました。










そのお母さんにはじめて会った半年前、
どこか心配そうな顔で子どもを見ていました。

しかしいろいろ話をしていく中で、
表情もオーラも変わってきて、

どうやら心からオーラから
喜んでいただいているようです!





「録音した音声を聞きながら、
 何度もノートに私の思いを書き出しているんです」





そう言っていた、お母さん。

どんなにケンカしても
子どもが大好きで大好きで、

「子どもは、本当に可愛いので」
と言いながら、めいっぱいの愛情で育てようと

懸命に教育に努めてきました。



いろいろ考えながら、でも

「それは間違っているのでは?」
というまわりの意見があったり。

みんな違うことを言うので、
難しいですよね!





正解は?
どんな育て方?

なぜ、それがいいのか?





実は正解は、ありません。

ただ、あるのは愛情深く見つめていく中で、
心から子どもを守りたい!と思う中で、

その思いが心に伝わり、
深い信頼のもとに関係を築くことです。





最後、僕がひとりでお見送りするとき、
お母さんは言っていました。




「私のことをこんなに話したの、久しぶりです。
 なんか、不思議ですね。」




いやいやいや、大丈夫ですよ!
と言いながら見送りました。

そう言って出ていったお母さん、
車の中から笑顔でお辞儀までしてくれました。

また、来週お待ちしておりますね!












「人生に魔法があるとしたら、それは教育だ。」











塾のパンフレットにある言葉。

これは、挨拶のように
消えない魔法です。



それを信じているお母さんと、
僕たちの共同作業。

一緒に、やっていきましょうね!










前里光秀研究所 和田一真